いつもの朝食に+α
Vol.7 2016 如月 いつもの朝食に+α
2016年が始まり、もう1ヶ月が過ぎました。
皆さま、「今年の目標」の進捗はいかがですか?(笑)
2月3日の節分を過ぎればもう「立春」。
中国では2月がお正月ですが(旧暦)、春の訪れと1年の始まりが同時なのは、理に適っていると思います。
さて、節分の豆まきの後、2月のイベントと言えば、「バレンタイン・ディ」。
デパートやお菓子屋さんの威信をかけた大イベントですね。
わたし(Megumi)もOL時代は、部署の男性人数分の大量のチョコレートを買うためにデパートに行き、“ここは年末の御徒町か?正月の明治神宮か?!”と思うほどの人混みに揉まれ・・・疲れ果てた苦い思い出が蘇ります。
そんなトラウマもあり、今の私は、バレンタイン・ディ前に必死にチョコレートを買うことはしません。
むしろ、敢えて避ける、といったほうが正しいかも知れません。
同じようなお考えの女性、多いのでは?
でも、「バレンタイン・ディ」に慣れてしまった世の男性たちは、チョコレートをもらえないと寂しいのですって(男性の方、そうですか??)。
しかも今年は、2月14日は日曜日。
会社の同僚の女性からもらえる可能性は低いです。
カレンダーを見てがっかりしている男性、多いのかも知れません(男性の方、いかがですか?)。
そこで、今月のSALUTのご提案は、「いつもの朝食に、+α(プラスアルファ)」。
“もう仰々しいバレンタインは卒業”の奥様と、
“やっぱり何かを期待するご主人”、どちらの思いも叶えます!
ダークチョコレート、コーヒーチョコレート、ミルクチョコレートを砕いて敷き詰めた“かのような” SALUTトレイ。
木枠もダークチョコレート(色)。
残念ながら召し上がれませんが、ほろ苦い、甘い香りがしてくる、気がしませんか?
(画面をこすったら香りがする・・・といいですね♪)
そして、甘いチョコレート色のSALUTトレイに合わせたのは、TORAYA CAFEの
「AN(餡)ペースト (チョコレートとプラリネノワゼット)」。
1月、2月の限定フレーバーだそうです。
チョコレート色のSALUTトレイに、純白のお皿。
そしてふんわりと香るバラと甘酸っぱいフランボワーズは、大袈裟ではないけれど「バレンタイン・ディ、忘れているわけではないのよ」というさり気ない愛情が感じられます。
こんなバレンタイン・ディなら、わたしも賛成です。
(ちょっと脱線話)
餡ペーストを販売する「TORAYA CAFÉ」は、羊羹で有名な和菓子の老舗「とらや」さんがプロデュースするカフェです。
「とらや」さんは、室町時代後期に京都で創業した老舗でありながら、1980年にパリ店、1993年にはニューヨーク店をオープンするなど、その視点はグローバル。
各土地のお客様のニーズをキャッチし、日本の伝統を拡める姿勢はとても柔軟です。
そんなとらやさんの赤坂本店は、現在、ビル建て替えにつき休業中。
東京オリンピックの2018年に新しいビルが完成予定なのですが、休業に際し、代表取締役自らのお名前で発信した「プレスリリース」が昨年メディアで話題となりました。
読む人の心を温かくする、お店に足を運んでみたくなる、そして人間味溢れる文章です。
紋切型、自己満足型、一方向の接客ではなく、お客様ひとりひとりと向き合い、その方が何を欲しているのか?を把握し、その方に合わせた接遇をする。
ゆっくりしたい方にも、急いでいる方にも、そして外国の方にも温かい眼差しを注ぐとらやさんに敬意を表し、以下にご紹介します。
A4一枚弱のプレスリリースです。お時間あればぜひご覧ください。
とらやさんホームページから
★モザイクトレイ : bottega MOSAICI by Studio Mosaico
Commented by Megumi
Tray & Photos by Tomoko
Supervised by Mihoko